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逗子葉山デジタルサポーターズさんと情報交換!





3月30日(土)神奈川県逗子、葉山地域のデジタル・ディバイドを解消するために活動するグループや個人のコミュニティ「逗子葉山デジタルサポーターズ」のメンバーとZOOMで情報交換会を開催。

逗子葉山さんの活動理念は、「スマホ教室in小樽の町内会実行委員会」が掲げる”デジタルデバイドの解消”と完全一致!

北と南の同志が集い、それぞれの活動を紹介して課題を話し合うだけではなく、スマホ教室を立ち上げ、運営にたずさわる個々の思いを語り合った充実した2時間半でした。


ここで逗子葉山さんの活動を簡単にご紹介。

代表は、東京でIT企業を経営する松本健一郎さん。

お互いの地域で高齢者を対象にしたスマホ教室を実施していることから情報交換会をやりましょう!と意気投合して実現しました。

調べたところ、逗子市は人口5.8万人、高齢化率が約31%。

県内では高齢化が進んでいる地域であるそうです。

活動の特徴は、逗子市から市民交流センターと福祉会館のスペースを無償提供してもらい、「じょうほうカフェ」という名称で開催していること。



小樽市内各所の町内会館を転々とする「実行委員会」とは異なる運営方法ではありますが、市民のアタマの中に「毎月第2日曜は市民交流センター、第4月曜日は福祉会館に行けば、スマホの操作を相談できる」とインプットされてしまえば告知する手間を省けそうですね。


私たち活動は、スマホ教室の開催を通じて、町内会と仲良くなって、大学生がイベントを企画・参加することで地域コミュニティを活性化することが最終目的なので、市内に点在する町内会館に出向くことになりますが、純粋にデジタルデバイド解消を目的とするスマホ教室開催には、じょうほうカフェは大いに参考になります。


逗子葉山さんは、大学生主体の私たちとは異なり、シニアの皆さんが中心になっているようなので、わたしたちが課題にしているシニアインストラクター(50代~70代くらいでスマホ教室の講師を引き受けてくれる方)やジュニアインストラクター(中高生でスマホ教室の講師を引き受けてくれる方)の獲得方法についてお尋ねしてみました。


元エンジニアで現在は地域の防災活動を行っている根本さんのご意見は「リタイア組は時間があるので参加しやすいと思うが、子育て世代に向けてインスタを活用して発信してはどうか?平日は仕事をしているので休日であれば参加する可能性があるのでは?」とのこと。


松本代表のご意見は「不登校の子供たちがスマホを教えて感謝されることで自信を持てるようになるのでは?と考えつつも、そこまで手が回っていない」とのこと。


元教育委員会に在籍し現在は教育のデジタル化を推進する村松さんからは、逗子市の自治会や町内会との情報交換会で実施したアンケート結果を見せていただきました。






スマホ教室を始めて3年経ちますが、アンケートを取っていなかったことを猛省。

早速、新年度に小樽市総連合町会の事務局に依頼して、アンケートを取得しようと決意。

このアンケート結果には個人的にもちょっと衝撃。

積極的に導入しようとする組織が3割しかいない…

小樽市ではどうなのか?興味が湧いてきました。


最後に、講師として定着してもらうにはどうしたらよいのか?をテーマに。

昨年度、私たちはジュニアインストラクターとして中高生7名をスマホ教室の講師としてお招きしましたが、彼らに引き続き参加してもらうためにはどうしたらよいのか?ZOOMの画面を眺めていて、いまここにいる学生がリピーターとして活動していることに気づき、憶測で考えるのではなく、彼らがなぜ続けているのか?を聞いてみることにしました。


彼らの発言から、「ガクチカに役立つ」や「友人に誘われたから」や「学外の人と関わりたい」がきっかけであっても、「感謝されて嬉しい」や「町内会の人が優しい」と感じるようになって、最後は「活動そのものが楽しい」に行き着いていると理解できました。


さらに、まち研のメンバーのモチベーションを支えているのが「主体的に活動できる」こと。自分たちが主役であることを意識することで責任を持った行動を起こせるようになり、その結果、針が降り切れるほどの満足感を得ることができているのでは?と感じています。


ひょっとしたら、中学校の生徒会や部活のメンバーにも主体的に関われるような仕組みを創ることでリピート率が上がるのかもしれませんね。


休日にも関わらず、ご参加いただいた逗子葉山デジタルサポーターズの皆さま、まちおこし研究会の皆さま、OBの方には感謝申し上げます!次回はリアルでお会いしましょう!


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